- きみは僕に愛を突き刺す 3-4/舞踏会の夜に -
■B5/表紙フルカラー/オフセット/84P/'99.8.15発行/Sold Out■
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女は歌った 「いいえ 嫉妬ではないわ」
情事の後 「私によく解らない」
シャワーの音 「この胸の情熱」
顔なんか忘れた
でもあの歌だけは 今でも はっきり憶えてる
「いいえこれは決して嫉妬ではないの」

 拉致されたデニスは犯罪グループのアジトに監禁された。彼らは捜査が何処まで及んでいるのかをデニスに吐かせようと拷問を繰り返した。そこへ彼らのボス/リザードが、グループの下っ端として潜入を果たしていたジャスティンを伴いやって来る。
 ジャスティンははロス市警に配属された当初からデニスを疎んじていた。誰をも寄せつけず、ひとりきりで捜査を行い事件を解決してしまうデニスに疎外感と嫉妬、そして羨望を抱いていた。そんなデニスが目の前でボロ布のようになっているのを見て沸き起こる怒り。何故彼は抵抗しないのか、と。ジャスティンは辛うじて自分を取り戻すと、ボスに向かい言った。
 「どうせバラすんだろ? ――だったらこいつ、オレにくれ
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